アタマジラミ 駆除注意点

園児のアタマジラミを駆除する際の注意点

アタマジラミは頭髪の接触によってうつるため、子供同士が集まって遊ぶことが多い小学校や幼稚園などで感染しやすいといわれています。もしも園児がアタマジラミに感染をしてしまったら、どのような点に注意をして駆除を行うべきでしょうか。

 

まず最初に気をつけたいことは、アタマジラミに感染してしまった本人の気持ちを傷つけてしまわないよう注意することです。昔は不衛生にしているとアタマジラミが付くと考えられていたため、現代においても誤解されてしまうことがあります。

 

実際には、アタマジラミの感染と衛生状態に関連はなく、どんなに清潔にしていてもうつってしまう可能性があるのです。もしも本人が気にしているようなら、髪の毛が汚いからアタマジラミが付いたのではないということを伝えてあげると良いでしょう。

 

シラミ駆除のためには専用のシャンプーを使用し、毎日洗髪を行うのが有効だといわれています。小学校高学年程度のお子さんであれば自分でしっかりと洗髪することができますが、園児の場合は難しいでしょう。

 

生え際から頭頂部まで洗い残しがないよう、大人が丁寧に洗ってあげる必要があります。洗髪のあとには、濡れたままの髪を目の細かい専用のクシで根元から梳かしていき卵を駆除していきます。

 

アタマジラミは毎日卵を産み増えていくため、身の回りのタオルや寝具等をこまめに洗濯しておくことも大切です。枕カバー・シーツや使用したタオルは毎日洗濯し、布団類もなるべく日に当てるようにしましょう。ブラシやクシ・帽子等頭髪に触れるアイテムはこまめに消毒を行い、他の家族と共用しないよう気を配ることも大切です。

 

アタマジラミは頭髪に住み着いていますので、髪の毛はなるべく短くカットした方が駆除しやすくなります。男の子であれば思いっきり短くカットしてしまうのも、一つの手でしょう。

 

頭皮を掻いてしまう場合には、皮膚科に相談をしてかゆみ止めなどの処方を受けることをおすすめします。

 

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アタマジラミ駆除専用のシラミンシャンプー

 

子供がアタマジラミに感染すると厄介なのは保育園!?

 

アタマジラミは、保育園や小学校などで流行しやすいです。

 

特に子供がアタマジラミになってしまうと、困ってしまうのは、小学校よりも保育園の場合だと思います。

 

保育園というのは、基本的に『働くママさん』が多い訳です。

 

つまり、子供を預けないと、働きに行けない人が多いのです。

 

しかし、保育園では、アタマジラミになってしまうと、感染を防ぐために、一定期間の登園禁止期間を設けているケースも多いです!

 

しっかりした保育園では、アタマジラミが完治するまで登園禁止のケースもあります。

 

子供が保育園に預けられないとしたら、当然親が面倒を見るしか方法がなくなってしまいます。

 

小学校くらいになれば、一人でお留守番をしたりすることもできますが、保育園の子の場合は、一人でお留守番をさせるわけにもいきません。

 

その結果、親がアタマジラミで仕事を休まないといけなくなってしまう可能性が出てくるのです。

 

保育園でアタマジラミに感染してしまうことは、親の仕事にまで影響を及ぼす可能性があり、非常に危険です。

 

そのため、アタマジラミになってしまった時には、早く駆除をして、完治させることが重要になってきます。

 

家庭内感染しないように、ブラシなどには気を付けましょう。

 

アタマジラミはアルコール消毒で駆除できるのか

アタマジラミは頭皮から吸血して増加することで痒みの原因となるばかりか、白く目立つことで見た目が不潔な印象を与えてしまうこと、接触で他の人に感染させてしまうという、とても厄介な存在です。

 

菌や小さな虫はアルコールで駆除してしまえるというイメージがあるため、アタマジラミにもアルコール消毒が有効だと言われる場合がありますが、科学的な検証を経て証明されているものではなく、俗説の域を出るものではありません。

 

薄めたアルコールで頭髪を拭くことは、入浴ができない人が洗髪の代わりに行うこともあり、清潔をたもつ上で有効なのですが、人の頭皮に触れても良い程度まで希釈したアルコールで直接アタマジラミを駆除はできません。

 

拭き取る際に成虫を直接除去できるかもしれませんが、シャンプーで洗い流すのと同等かそれ以下の効果しかなく、根治には至りません。

 

また、アタマジラミの卵は毛髪の根元にセメント状の非常に固い物質で固定されるため、これはシャンプーやアルコールでの拭き取り程度で除去することができず、これが孵化、繁殖することで長期間シラミが頭に残る状態が続いてしまうことになります。

 

最も安価で確実な対応はシラミが卵を植えつける頭の毛を剃ってしまうことなのですが、これは女性には特に困難です。

 

現実的にはシラミに効果があることが確認されているシャンプーや薬剤を用いて対処するということになるでしょう。最も代表的な銘柄としてスミスリンシャンプーというものがあり、これらを一定期間用いるのが確実です。

 

アタマジラミの駆除対処を行う際は、再感染のリスクを減らすことも大切です。

 

まずシラミがついていた人の衣服や、体に触れた布団、カーペットなどの中に卵や成虫が残っているかもしれないので、洗えるものは60度以上のお湯につけて洗濯します。シラミは熱に弱く、アイロンも駆除効果があります。

 

洗えない大型のものは袋に入れて密封すれば、成虫は数日血が吸えなければ死滅します。卵があっても孵化後死滅するだけの時間を考え、半月ほど密封しておけば確実に駆除できます。